[桐の木谷、子安観世音記由来]
安産信仰は聞くところによると、鎌倉時代の名僧, 慈鎮和尚の名著[愚管抄]の中に記された「出産にお苦しみ遊ばされし神功皇后の宇美宮にすがりて天皇を産み奉りける」という故事により全国的に広がり高まった模様でございますが、もともとそれ以前から、庶民の心に安産信仰の御仏として慈悲を給わるのが子安観世音菩薩であります。 また、子安観世音菩薩の御慈悲は安産のみにとどまらず、子に恵まれない婦人への懐妊の零顕あらたかなることも、ここ桐の木谷子安観世音の特記すべき功徳でございます。
新四国八十八ヶ所番外ではございますが、御大師様の御霊導にその霊地を得、偏く照らします慈悲の光を浴びているのでございます。
敢えて、その故事を訪ねれば、「第五十五番札所参詣遍路の石女の某ありて、子安観世音御堂のある場所にて休息、寸時のまどろみの中に子安
観世音菩薩の御霊導を受け不思議や懐妊、安産を得た」という由来でございます。 その後、参詣する遍路あとを絶たずといった次第であります。
桐の木谷子安観音堂、先祖堂守由来記より
毎月17日は御観音様の日です
子授け祈願、安産祈願、育成祈願、家内安全祈願、
交通安全祈願、商売繁盛祈願、招福開運祈願、
春の巡礼参拝
3月{御彼岸}4月{枝垂れ桜、山桜}5月{ゴールデンウィーク、赤藤}
秋の巡礼参拝
9月{御彼岸}10月〜11月{紅葉}
年越し参り
大晦日12月31日、午後10:00〜新年1月1日、午前3:00
新しい年への願いを御祈願ください。
季節の花見ごろ
3月〜4月、枝垂れ桜、八重桜、五十五番名物大山桜、
5月赤藤、6月紫陽花、10月〜11月紅葉
福岡県粕屋郡篠栗町大字篠栗782